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ウイニングポスト10先行体験会レポート①

kamioka

ここでは2023年3月12日に行われた先行体験会・座談会で得られた情報等をまとめる。

今回は主にグラフィック面の進化について。

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オープニングと開始年別の前口上

前作ウイニングポスト9 2022にも開始年別の前口上とムービーはあったが、前口上はレース実況に寄っており代表馬が強いのは伝わるが、どんな時代なのかが伝わりにくかった。またムービーは年代を選択した後に流れるもので、一度選択したら各種設定や初期譲渡馬の選択を済ますか強制終了させなければ別の年代の様子について聞くことはできなかった。

だが今回は年代選択後に数秒放置するだけで前口上が流れるため、ゲームスタート時にどの年代を選ぶのか判断しやすくなったと感じる。

レースシーン

今回、京都競馬場で開催される京都記念とダイジェスト版をともにダイナミックカメラで収録した。

容量の関係でいくらか圧縮してあるものの、事前の情報の通り前作ウイニングポスト9と比較して圧倒的に良くなっていると感じる。

騎手が他馬の様子をうかがう様子など細かな動きも取り入れられている。

またドラマチックカメラについて個人的に懸念していたことだが

  • 最初は楽しく見れるが割とレースが見づらかったりしないか
  • レースのテンポを損ねないか

この2つの点についてだが問題はないと感じた。

ゴールシーンはある程度カメラが引いて着順がわかりやすくなっており(ハナ差など接戦の場合はまだ未確認)、ダイジェストにしてもレースが間延びしている様子もなかった。

ドラマチックカメラはテンポを損ねずに臨場感を大幅にアップしたカメラアングルであるため、個人的にはすごく良い改善点だと感じている。

メイン画面

前作のウイニングポストは季節ごとの一枚絵だったが、新作ウイニングポスト10のメイン画面は牧歌的な風景が広がっている。

繁殖牝馬と幼駒が戯れる様子が見られたり雲も流れているため、動きのあるメイン画面となっている。

PCの壁紙としても欲しい。

今回の先行体験会はプレイ時間の都合上5月までしか進めることができなかった。
そのうち1~2月は牧場開設前で事務所内の風景であったため、まだ3~5月の若草が生えている牧場の様子しか見ていないが、おそらく夏場にはより青々とした牧場の風景と、秋・冬それぞれの牧場の風景が用意されているのだろう。

なお奥に見える牧場施設だが、ミスト・ウォーキングマシンを建設したところ奥の建物に変化は見られなかった。

ミストは規模の小さい施設であるし、ウォーキングマシンもレベル1を建てた段階であるためまだ何とも言えないが、建設した建物が画面上に反映されるようになればより箱庭感を楽しめると思う。

座談会において牧場の箱庭感の改良について非常に前向きな返答を頂いていたので、今後の改良に期待したい。

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