WP9 2022 ローテーション　2歳3歳編

ここではウイニングポスト9 2022のローテーションに対する考え方とローテーション例を掲載する。ご参考までに。

なおローテーションの設定方法は「機能→ローテーション」から設定できる。

ローテーションの意味

ローテーションとは、競走馬の出走登録をする際「登録追加」ではなく「ローテーション」を選択することで、そこに設定されているある程度まとまったレース集をまとめて登録することができるものである。

1レースずつ選択していくのではなくまとめて登録できるため、時短の意味で非常に重宝するものである。

また今作2022からローテーションの最大行数が20と増えたため、放牧を含めて年間を通した設定が可能となったため、競走馬の調子をコントロールしやすくなり利便性が上がった。

ローテーションの登録は最初こそ面倒ではあるものの、一度登録してしまえば競走馬の調子の管理と時短の意味からお勧めしたい設定の1つである。

なお既存のローテーションは古馬王道路線や牡馬3冠であったり牝馬３冠など、強い競走馬に対して設定されることを想定されているものが多い。

だが少し考えてみてほしい。

出走スケジュールを考えるときに「面倒だなぁ～」と思う競走馬はどんな競走馬なのか。

強い競走馬に対して次走を考えるときは「次はどこに出そうか」と、勝利を期待して自ら進んで登録するが、弱い競走馬こそ「面倒だなぁ～」と思っていないだろうか。

そんな弱い競走馬にこそローテーションを設定することで、競走馬に合わせた力量のローテーションと放牧による調子の管理で、ローテーションを設定していないときよりも全体的にいい成績を残せるようになるだろう。

そのため以下よりローテーションの一例を掲載する。一週放牧を多用するしないなどの違いもあるため、ご自身でアレンジを加えていただければと思う。

３歳路線

牡馬３冠、牝馬３冠ローテは基本的に朝日杯・ホープフル・阪神ＪＦの後を想定して設定している。そのため２歳時に重賞未勝利の場合は１月と３月のＯＰや重賞に挑んでからそれぞれのクラシックレースに挑んだ方が良い。

牡馬３冠ローテ

能力が高くスタミナ面の不安もないクラシック３冠を達成できそうな競走馬向けのローテーション。

来年香港トリプルクラウンを目指す場合、12月は有馬記念ではなく香港のレースを選択したい。

また能力が高いようであれば、8/1名誉の殿堂Ｓを削除し、7/2ベルモントダービー招待を登録して米国芝３冠を狙ってみても良い。その時のたたきのレースとして6/3アメリカンＳがあげられる。が、日本ダービーから間がないので疲労管理に注意。

牡馬マツクニローテ

強い競走馬だがスタミナ面の不安から菊花賞を走らせられない競走馬のためのローテーション。

年末のレースは2500ｍも対応できるのであれば有馬記念でも良いし、天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念で秋古馬３冠を獲得し、３冠配合の条件を満たしても良い。

牝馬３冠ローテ

牝馬３冠とアメリカ遠征を加えたローテーション。能力が高そうであれば７月８月のレースは削除して、アメリカ牝馬芝三冠を入れても良い（※三冠配合の対象ではない）

また11/4にメートリアークＳを設定しているが、勝ちを狙うのであれば11/2のゴルディゴヴァＳで叩いてから挑んだ方が勝ちやすくなる。ただし秋華賞からレース間隔が狭まるので注意。

３歳マイルローテ

能力は高いが距離適性の関係でクラシック路線に進めない競走馬向けのローテーション。

能力が高ければ6/1安田記念に挑んでも良い。また夏場にアメリカ遠征を行っているが素直にサマーマイルシリーズに挑んでも良し。能力が良ければ来年香港短距離3冠を狙いたい。

３歳スプリントローテ

年末に香港のレースを登録しているので、能力が高ければそのまま来年は香港短距離三冠レースに挑みたい。もし海外に挑戦するレベルに無かった場合は、年末のレースは阪神カップ（12/4）に変更したい。

３歳牡馬メイン回避ローテ①

能力はそこそこにある競走馬に対して、同３歳世代のエース格の邪魔をしたくない場合に設定したいローテーションその１。

３歳牡馬メイン回避ローテ②

能力はそこそこにある競走馬に対して、同３歳世代のエース格の邪魔をしたくない場合に設定したいローテーションその２。

３歳牝馬メイン回避ローテ

能力はそこそこにある競走馬に対して、同３歳世代のエース格の邪魔をしたくない場合に設定したい牝馬用ローテーション。

獲得賞金が多くなってくると5/5白百合Ｓや10/4新潟牝馬Ｓは斤量が重くなってくるので、活躍しだしたら別のレース・ローテーションに登録し直したい。

３歳ダートローテ

力のあるダート馬向けのローテーション。

３歳ダート路線メイン回避ローテ

力の劣るダート馬向けのローテーション。大沼Ｓまでに賞金を獲得してもらい、シリウスＳや浦和記念あたりである程度芽が出てほしい。

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２歳馬ローテーション

２歳馬のローテーションは大きく分けて２種類。12月のＧⅠに向けて国内を走るローテーションと、海外を走るローテーション。

早熟傾向が強い馬または能力が高いであろうことが想定されている期待馬は海外を走らせるのもいいだろう。

めざせホープフルその１

ホープフルＳを目指すローテーションその１。９月に新馬戦があった場合などは「新馬戦→ＯＰ戦」を経て京都２歳Ｓからこのローテーションを設定するなどしたい。

入厩が遅れて11月に新馬戦と言った場合は、無理にホープフルＳなどのＧⅠを狙わなくともよい。

めざせホープフルその２

ホープフルＳを目指すローテーションその２。

めざせ朝日杯ＦＳその１

朝日杯ＦＳを目指すローテーションその１。

めざせ朝日杯ＦＳその２

朝日杯ＦＳを目指すローテーションその２。

めざせ阪神ＪＦ

阪神ＪＦを目指すローテーション。12月2週は香港のレースがあり、主戦騎手が海外遠征を行っている場合があるため注意。

めざせ全日本２歳優駿

阪神ＪＦを目指すローテーション。12月2週は香港のレースがあり、主戦騎手が海外遠征を行っている場合があるため注意。

アメリカ三冠を目指す場合、２歳時に重賞勝利しておかないとダート馬は海外進出が遅れてしまうため注意。

海外：オーストラリア遠征

オーストラリア遠征を含んだローテーション。成長度をあげるため、新馬戦から直接向かうより、どこかしらでＯＰ戦を走らせてから向かわせたい。

また年末の国内ＧⅠは、牝馬だったら阪神ＪＦに変更するなど調整したい。

海外：アメリカ芝遠征

アメリカの芝路線を含めたローテーション。10/5のＢＣジュヴェナイルターフを勝たせるため、9/4のフューチュリティＳには出走させたい。

またアメリカ芝の牝馬路線は、同じ日程で牝馬限定レースが開催されている。

海外：アメリカダート遠征

アメリカのダート路線を含めたローテーション。10/5ＢＣジュヴェナイルのライバルが強そうな場合は出走を取りやめて、10/3ブリーダーズフューチュリティなどに登録し直したい。

海外：アメリカダート遠征牝馬

アメリカダートの牝馬限定路線で組んだローテーション。

２歳時は１勝していれば海外遠征を行える（ゲームスタート年以降）が、３歳になると重賞を勝利していないと海外遠征を行えない。

このローテーションで１勝もできなかった場合３歳時の海外遠征が遅れてしまうため、勝てなさそうであれば国内で重賞を勝利しておいたほうが良い。

海外：ヨーロッパ遠征

欧州路線で組んだローテーション。洋芝適性が高い競走馬を走らせたい。

そのため洋芝適性が高いと国内のホープフルＳが合わない場合もある。その場合はホープフルＳを取り消して欧州に専念させても良い。

海外：ヨーロッパ遠征牝馬

欧州路線で組んだ牝馬限定のローテーション。洋芝適性が高い競走馬を走らせたい。

そのため洋芝適性が高いと国内の阪神ＪＦが合わない場合もある。その場合は阪神ＪＦを取り消して欧州に専念させても良い。

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