WP9 2021

ウイニングポスト9 2021 脚質・枠順の有利不利について(東京芝2400m)

kamioka
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目的

ウイニングポスト9 2021において

どの脚質が有利で
どの枠順が有利なのか。

  • 逃げ
  • 自在先行
  • 先行
  • 自在
  • 差し
  • 自在差し
  • 追込

合計7種類の脚質の競走馬を用意し、
一般的に内枠有利・外枠不利と言われている東京2400mの芝を舞台に競い合い、
同時に枠順の有利不利について調査する。

 

条件

用意する脚質

用意する脚質は以下の7種類。

  • 逃げ
  • 自在先行
  • 先行
  • 自在
  • 差し
  • 自在差し
  • 追込

それぞれ2頭の合計14頭。

大逃げには存在が稀であり、大逃げ2頭・逃げ2頭のレースがほぼ実現することがないため今回は除外する。

 

ステータス

用意する競走馬のステータスは

スピードB(70)瞬発力・勝負根性を除いたサブパラはBとする。

今回は脚質に合わせて”それらしい”瞬発力と勝負根性を設定し、

自在を瞬発力C、勝負根性Cとし、
それよりも前でレースをする脚質は勝負根性を高め、代わりに瞬発力を下げる。
反対に後方でレースをする脚質は瞬発力を高め、代わりに勝負根性を下げる。

  • 逃げ ……瞬発E 根性A
  • 自在先行…瞬発E+根性B+
  • 先行 ……瞬発D 根性B
  • 自在 ……瞬発C 根性C
  • 差し ……瞬発B 根性D
  • 自在差し…瞬発B+根性E+
  • 追込 ……瞬発A 根性E

そのほか気性は
エディットで確認したところ、追込や逃げであっても
気性=普通 が多数派であったため、今回はすべての脚質の気性は普通とする。

また特性などは一切所有していない状態とする。

 

舞台と試行回数

舞台はカスタムレース上の東京芝2400m。
ピーク設定はONとし、枠順はレースごとにランダムで設定しなおすものとする。

試行回数は良馬場を400回、稍重200回、重200回、不良200回の合計1000回。

 

良馬場の傾向

脚質の有利不利について

まず見ていただきたいグラフがある。

各脚質が400回の試行回数のうち、何度その着順となったのか表すグラフであるが、
ひとつの脚質が群を抜いて1着を獲る回数が多く、最下位となる回数が極めて少なかった。

脚質「自在」が群を抜いて優秀であり、
これは「良」馬場に限った話ではなく、以下「稍重」「重」「不良」においても極めて優秀であったため、

以降は脚質「自在」を除いて話を進める。

 

先行型の脚質比較

集団の前の方でレースを進める
逃げ・自在先行・先行の3種類を比較する。

棒グラフはそれぞれ

  • 勝率(青)
  • 連対率(赤)
  • 3着内率(黄)

を意味しており、高ければ高いほど優秀と言える。

折れ線グラフは平均着順を意味しており、
低いほど上位に入っていることになる。

この逃げ・自在先行・先行の3種類の脚質は良馬場であると
「逃げ」が最も1着を獲る回数が多かった。

しかし平均着順を見ると、
「逃げ」が最も平均着順で劣っている結果となった。

これは逃げが全脚質の中で最も最下位を獲る回数が多かったためである。

そのため「逃げ」は1着を獲る回数は多かったが
平均着順で劣る結果となった。

 

追込型の脚質比較

集団の後ろの方でレースを進める
差し・自在差し・追込の3種類を比較する。

こちらは後方有利であることがはっきりとわかる。

脚質が後ろからの展開を得意とするようになるほど
勝率・連対率・3着内率が上がり、
平均着順も下がって上位に食い込むようになっている。

 

全体の脚質比較

脚質自在を除いた6種類の勝率・連対率・3着内率・平均着順を比較する。

最も1着を獲る可能性が高くなるのは追込であり、次点で自在差しとなった。

他の連対率や3着内に入る率も同様であり、
平均着順も後方からの展開となるほど下がる傾向にあるため、

今回の調査結果から
東京芝2400mの良馬場は後方有利と言える。

 

 

枠順の有利不利について

東京芝2400m良馬場の枠順の有利不利について、
一般的には内枠有利の外枠不利と言われているらしい。

ウイニングポストの世界ではどうだろうか。

3枠以降はそれぞれ2頭だが、1枠と2枠はそれぞれ1頭である。

バランスをとるため1枠と2枠をまとめると以下の通りとなる。

あきらかに外枠有利と見て取れる。

 

稍重の傾向

脚質の有利不利について

先行型の脚質比較

集団の前の方でレースを進める
逃げ・自在先行・先行の3種類を比較する。

良馬場のものと大きな変化はなく、
「逃げ」は極端なレースとなるため
勝率などは良いが平均着順で劣っている。

そして平均着順が右肩下がりであることから、
先行型の脚質の中でも後方に控えているほうが平均着順は若干よくなる傾向にある。

 

追込型の脚質比較

集団の後ろの方でレースを進める
差し・自在差し・追込の3種類を比較する。

こちらも良馬場のものと大きな変化はなく、
同じ後方からのレース展開を得意とする脚質であっても

より後ろからレースをする脚質のほうが
平均着順も勝率なども良くなっている。

 

全体の脚質比較

脚質自在を除いた6種類の勝率・連対率・3着内率・平均着順を比較する。

良馬場のものと大きな変化はなく、
後方からのレースを得意とする脚質ほど有利であり、特に追込・自在差しが有利である。

 

枠順の有利不利について

7枠で少し落ち込んでいるものの
外枠有利であり、外枠のほうが不利と言える内容であった。

 

 

重馬場の傾向

脚質の有利不利について

先行型の脚質比較

集団の前の方でレースを進める
逃げ・自在先行・先行の3種類を比較する。

馬場状態も良→稍重→重馬場となり、
逃げがいよいよ悪化の一途をたどっている。

1着を獲る回数も他の脚質に劣るようになり、
平均着順も9.13→9.16→9.74と以前より大きく落ち込んだ。

傾向としては依然として後方有利の様相を呈している。

 

追込型の脚質比較

集団の後ろの方でレースを進める
差し・自在差し・追込の3種類を比較する。

自在差しの成績が追込と肉薄する結果となったが、
馬場状態が悪化しても追込の優位性は失われず、
後方有利であることに変化は無いようである。

 

全体の脚質比較

脚質自在を除いた6種類の勝率・連対率・3着内率・平均着順を比較する。

馬場状態の悪化に伴い、後方有利から前方有利へ傾向が変化していくものと思われたがそんなことはなく、依然として後方有利の状態が続いている。

 

枠順の有利不利について

枠順の有利不利においても、
馬場状態が悪化しても外枠有利・内枠不利の傾向は崩れない結果となった。

 

不良馬場の傾向

脚質の有利不利について

先行型の脚質比較

集団の前の方でレースを進める
逃げ・自在先行・先行の3種類を比較する。

逃げは相変わらず極端なレースを行っているため
平均着順は9.76と全脚質の中でも最下位に着けている。

そして今回初めて
自在先行が先行よりも平均着順でいい結果を残した。

 

追込型の脚質比較

集団の後ろの方でレースを進める
差し・自在差し・追込の3種類を比較する。

こちらは変化なく、後方有利の傾向のままである。

 

全体の脚質比較

脚質自在を除いた6種類の勝率・連対率・3着内率・平均着順を比較する。

いよいよ不良馬場の状態となっても後方(追込・自在差し)有利という傾向は変わらず、前方の脚質が後方の脚質よりいい成績を修めるという結果とはならなかった。

 

枠順の有利不利について

こちらも変わらず外枠有利の内枠不利という結果となった。

ただ内枠と外枠の中間、中枠の成績が他と比較して良いように思える。

 

 

全体の傾向

脚質の有利不利について

東京芝2400mの良・稍重・重・不良馬場
全てを含めた1000回の集計結果は以下の通り。

脚質自在がなぜ優秀なのか

以上の表・グラフから脚質「自在」が極めて優秀であることがわかる。

その理由としては

  • 「逃げ」には高速逃げ
  • 「先行」には二の脚
  • 「差し・追込」には直一気

それぞれの脚質にはスピード補正が入る脚質特性が存在するが、
脚質「自在」にはそれがない。

そのため元から脚質自在は優秀だったのではないかと考える。

 

なぜ後方有利となったのか

今回の調査結果から

東京芝2400m(14頭/18頭)である場合
追込・自在差しが有利であることが分かった。

全体の優劣をつけるのであれば
追込>自在差し>>先行≒自在先行≧差し>>逃げ

なぜ後方有利となったのか。

そもそも後方有利として作られている場合を除いて
考えられる理由はいくつかある。

1.東京競馬場という舞台が追込に有利なのではないか。

直線が長い競馬場であるため、後方からの追込が届きやすかった。

2.フルゲートでなかったため後方から届きやすかったのではないか。

今回は脚質毎に2頭ずつ用意したため合計14頭で調査を行った。
14頭はフルゲートではないため、後方からレースをする競走馬達にとって前が壁となることが少なく届きやすかったのではないか。

もしこの考えがあっていれば東京競馬場(525.9m)より直線が短い中山競馬場(310m)でフルゲートで調査を行った場合、先行有利となるかもしれない。

 

枠順の有利不利について

東京芝2400mの良・稍重・重・不良馬場
全てを含めた1000回の集計結果は以下の通り。

全体を通してみても外枠有利であるという結果は変わらなかった。

一般的に東京2400mのようにコーナーを4つ回るような競馬場であれば、
内側にポジションをとったほうが有利とされ、その内側をとりやすい内枠が有利とされているらしいが、

ウイニングポストの世界において外枠のほうが有利という結果となった。

外枠の競走馬はスタート直後に好スタートを切らない限り後方に控え、後方からのレース展開で挑む傾向にある。

東京競馬場が直線の長さ等から後方有利の舞台であるとされるため、
自然と道中控える外枠のほうが順位が上がり、結果として外枠有利となったと考える。

 

以上のことから脚質・枠順の有利不利について東京芝2400mを舞台とすると

脚質は「追込」「自在差し」が有利であり、そのほか脚質も後方有利の傾向にある。そして枠順は内枠よりも外枠のほうが有利である。

 

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