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ウイニングポスト10 オススメの種付け方法

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繁殖牝馬を所有している場合、毎年5月1週~6月4週にかけて翌年に有力な幼駒が誕生することを願いながら種付けを行う。

ここではどのような種付けをすればいいか初心者に向けてオススメ種付け法の解説を行う。

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オススメの種付け方法

お手軽種付け

強い幼駒を生産したい場合、もっとも手軽にな種付け方法として

という方法がある。

この方法は所有している繁殖牝馬の中で理想的な種牡馬を機械的に選ぶ方法であるため、「現時点で強い馬を生産したい」場合に選ぶと良い。

なお種牡馬を選ぶ際、「今期種付け数」にも注目したい。

  • 国内の種牡馬であれば17頭以上
  • 海外の種牡馬であれば7頭以上

この辺りの種付け頭数であれば「仔だし」が高いと予想できるため、能力の高い産駒が生まれる可能性が高まる。
※流行血統の場合種付け頭数は目減りする傾向に、零細血統の場合種付け頭数は増える傾向にある。

仔だしとは

ウイニングポストシリーズのマスクデータのひとつ。

仔だしが高いほど強い馬が生まれやすく、仔だしが低いとその確立は下がる。

複数の産駒が重賞を勝利すると種牡馬・繁殖牝馬の仔だしは上がる。
活躍馬が出なければ、仔だしは年々下がる。

箱庭内でGⅠ勝利を狙う場合、仔だしの高い種牡馬を選ぶと良い。

この種付け方法のメリットはシンプルで特に考えずに種付けをすることができる所である。

しかしデメリットもある。

この種付け方法は「現時点で」強い馬を生産するための方法であるため、デメリットは次世代のことを考慮していない点にある。

将来産駒が繁殖となった場合、爆発力を稼ぎにくい血統構成となっていることも十分起こりうるのである。

次世代を意識した種付け

次世代を意識した種付けをする場合、以下の2点に注意したい。

  1. 種牡馬の因子に注目
  2. 1世代前の親系統に注目

種牡馬の因子に注目

種付けの時に相手の種牡馬が「因子」を持っているか注目したい。

因子とは血統表上に表示される以下のようなものである。

スピード因子気性難因子
スタミナ因子流行血統
パワー因子零細血統
瞬発力因子系統特性・SP系
勝負根性因子系統特性・ST系
柔軟性因子名種牡馬因子
早熟因子大種牡馬因子
晩成因子世界系統因子

中でも「スピード・スタミナ・パワー・瞬発力・勝負根性・柔軟」の6つを能力因子と呼ぶ。

能力因子

血統表に含まれる因子が多くなると配合時に因子が活性化して産駒の能力が補強されることがある。そのため、これらの能力因子を1~2つ持つ種牡馬を相手として選びたい。

また「母父○」という配合理論により、母父(繁殖牝馬の父)が能力因子を1つ以上もって系統確立していると爆発力が+2~+4アップする。

そのため可能であれば、種牡馬は系統確立しているか系統確立しやすい種牡馬を選ぶといい。

【配合理論】母父○
【配合理論】母父○

1世代前の親系統に注目

手軽に爆発力を稼げる配合理論のひとつに「血脈活性化配合」というものがある。

【配合理論】血脈活性化配合
【配合理論】血脈活性化配合

簡単に爆発力が最大8アップする配合理論の条件を次世代も満たしやすくするために1世代前の親系統に注目したい。

注目する箇所は下画像(ミホノブルボン×アドマイヤグルーヴ)を例にすると、マグニテュード・カツミエコー・サンデーサイレンス・エアグルーヴの親系統である。

この4頭の親系統が4種類バラバラ(ナスルーラ系・トウルビヨン系・サンデーサイレンス系・グレイソヴリン系)となっているため、次世代も血脈活性化配合の恩恵を受けられる可能性が高いと言える。

ただし(モティヴェーター×アドマイヤグルーヴ)のように、1世代前の親系統が4種類バラバラであったとしても、サドラーズウェルズ系・ミスタープロスペクター系・サンデーサイレンス系といった流行血統が複数入っている場合、次世代の繁殖の相手はかなりの零細血統でないと厳しくなってしまうため、特に計画がなければ主流血統は2種類度までにしておきたい。

理想は4頭すべての親系統がバラバラであることだが、いずれ親系統へ昇格する見込みのある種牡馬であることもあるため、自分なりの妥協点を設けて種牡馬選びを行いたい。

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