【配合理論】1/4異系配合
1/4異系配合【よんぶんのいちいけいはいごう】
ウイニングポスト10 2024から追加された配合理論。
種牡馬と繁殖牝馬の4代前の祖先16頭の親系統の組み合わせによって成立し、爆発力アップと固有特性の遺伝確率アップが期待できる。
条件
1/4異系配合を成立させるには種牡馬・繁殖牝馬の4代前、血統表中の一番右側の合計16頭の種牡馬・繁殖牝馬の親系統が関係してくる。
条件を確認するために4頭×4セットのブロックに分ける。
- 4セット中3セットに共通して含まれる親系統がある
- 4セット中3セットにのみ共通して含まれる親系統がある
- 残り1セット、およびその子孫にインブリードの対象となる馬がいない
- 残り1セットに含まれるすべての親系統が、他の3セットに含まれない(ただし、母方の先祖馬にいる繁殖牝馬であれば、1頭までは他のセットと重複してもよい)
条件1
ひとつめの条件はそのままの通りで、4つのグループ中3つのグループにはある親系統が入っており、のこりの1グループにはその親系統が入っていないこと。
条件2
ひとつめの条件を満たしたうえで、共通した親系統が入っていないグループにインブリードの対象となっている馬がいないこと。
下画像の(フサイチコンコルド×メモリージャスパー)を例にとると、A・B・Cブロックにノーザンダンサーが入っているものの、Dブロックにはノーザンダンサー系が入っていない。
そしてDブロックの4頭とその子孫にインブリードの対象となっている馬がいないことが分かる。
条件3
3つめの条件は「残り1セットに含まれるすべての親系統が、他の3セットに含まれない」とある。
先ほどの(フサイチコンコルド×メモリージャスパー)を見ると、ノーザンダンサー系が含まれていないブロックの親系統は以下の4種類。
- ミスタープロスペクター系
- トムフール系
- ボールドルーラー系
- スインフォード系
この4種類の親系統がほかの3ブロックに含まれていなければ、1/4異系配合が成立する。
ただし今回の例だと、スインフォード系がBブロックにも含まれていることが分かる。
これは3つめの条件の括弧書きの部分(ただし、母方の先祖馬にいる繁殖牝馬であれば、1頭までは他のセットと重複してもよい)に関係するところであり、親系統スインフォード系は牝馬であったため条件を満たしていることになる。
下画像の(タイキブリザード×トゥザヴィクトリー)の場合、共通した親系統ヘイルトゥリーズン系が含まれていないのはDブロック。
そのDブロックに含まれている牝馬(母母父母)の親系統ハイペリオン系はCブロックにも含まれているが、牝馬であったためセーフになっている。
効果
1/4異系配合の成立によって得られる効果と爆発力は以下の通り。
配合理論 | 条件 | 爆発力 | その他効果 |
---|---|---|---|
1/4異系配合 | 上記参照 | 爆発力2up | 固有特性の遺伝確率up |