ウイニングポスト10 ニックスのコントロール
ウイニングポストシリーズで配合時にニックスをより多くつけることができれば爆発力を稼ぐことができる。
そのニックスをある程度コントロールする方法を解説する。
ニックスの条件
ある種牡馬が系統確立した場合その種牡馬は子系統となる訳だが、最大6種類の他の子系統とニックス関係になる。(だいたい4種類程度が多い)
(同年に系統確立した種牡馬通しでニックスになった場合、先に系統確立した種牡馬のニックスが7となることも)

ニックスはある子系統とある子系統の相性の良さの表れであるため、
例えばディープインパクト系とストームキャット系でニックス関係を狙う場合、
- 父ディープインパクト系種牡馬×母ストームキャット系牝馬
- 父ストームキャット系種牡馬×母ディープインパクト系牝馬
このような配合で生産し、産駒は重賞勝利以上の活躍をしなければならない。
ニックスの条件
系統確立させると通常最大6種類の子系統とニックス関係を結べることになるが、その内訳は以下の通り。
- 新たにニックスとなる子系統:最大3種類
- 元々所属していた系統から :0~3種類
以上のような内訳で、系統確立時にだいたい4種類前後の子系統とニックス関係を結ぶことが多い。
なおそのニックスの対象となるための条件だが、GⅠ勝利数や重賞勝利数ではなく、GⅠ馬・重賞勝利馬の多さが関係してくる。
例えばダンスインザダークが系統確立した場合
| 相手の子系統 | 種牡馬頭数 | 繁殖牝馬頭数 | 合計頭数 |
|---|---|---|---|
| トニービン | 1 | 7 | 8 |
| ラバージョン | 1 | 5 | 6 |
| カンパラ | 3 | 3 | |
| ヌレイエフ | 1 | 1 | 2 |
| ネヴァーベンド | 1 | 1 | 2 |
| ヘイロー | 1 | 1 | 2 |
| ノーザンテースト | 2 | 2 | |
| フォルティノ | 1 | 1 | |
| リファール | 1 | 1 | |
| ミスプロ | 1 | 1 | |
| ファイントップ | 1 | 1 | |
| デインヒル | 1 | 1 | |
| カラムーン | 1 | 1 | |
| テスコボーイ | 1 | 1 | |
| サーゲイロード | 1 | 1 | |
| レッドゴッド | 1 | 1 |
一番頭数が多いのはトニービンの8頭、次いでラバージョンの6頭とカンパラの3頭だったが、系統確立した際にニックスとなった子系統はトニービン・ラバージョン・ヌレイエフの3頭であった。
GⅠ・重賞勝利馬の頭数に分けると以下の通り。
| 系統 | GⅠ | GⅡ・Ⅲ | JpnⅠ | JpnⅡ・Ⅲ | ||||
| 牡馬 | 牝馬 | 牡馬 | 牝馬 | 牡馬 | 牝馬 | 牡馬 | 牝馬 | |
| トニービン | 1 | 2 | 2 | |||||
| ラバージョン | 1 | 2 | 2 | 1 | ||||
| カンパラ | ||||||||
| ヌレイエフ | 1 | 1 | ||||||
| ネヴァーベンド | 1 | |||||||
| フォルティノ | 1 | |||||||
| リファール | 1 | |||||||
| ミスプロ | 1 | |||||||
| ファイントップ | 1 | |||||||
| ヘイロー | 1 | |||||||
またダンスインザダークが属していたサンデーサイレンス系だが、ニックス関係にあった子系統の「レイズアネイティヴ系・ボールドルーラー系・ノーザンダンサー系・ニジンスキー系・エルバジェ系」のどれもGⅠ・重賞勝利馬を輩出していなかったため、属していた系統からニックスを引っ張ってくることができず、系統確立時のニックスは3種類となった。


新規追加枠は最大3頭であるため、2頭の場合もあることに注意。
ニックスをコントロールする工夫
ニックスをコントロールできれば狙ってトリプルニックスやフォースニックスを配合に組み込むことができ、爆発力アップが期待できる。
今回はオマタセシマシタを再現配合した際にフォースニックスを成立させた時の手法を紹介する。
例:オマタセシマシタ再現配合
オマタセシマシタ再現配合を行った際、フォースニックスをねらうため父ジャングルポケット系に4つの系統(エルコンドルパサー系・サンデーサイレンス系・ラバージョン系・パーソロン系)とニックス関係を成立させた。


その際の手法は基本的に

ニックスを成立させたい組み合わせでたくさん配合して、系統確立を狙う!
例えばジャングルポケットとエルコンドルパサーのニックスを成立させたいのであれば、エルコンドルパサー×ジャングルポケット系牝馬でどんどん種付けをして、エルコンドルパサーを系統確立させる。ということ。
年代別に進めると以下の通り。
最初から活躍してくれているパーソロン系牝馬やラバージョン系牝馬は高齢になって引退し、頭数が少なくなっている可能性もある。
その場合はパーソロン系牡馬(今回使用はトウカイテイオー)とラバージョン系牡馬をつかって、新しいパーソロン系繁殖牝馬とラバージョン系繁殖牝馬を追加しておく。
※使用する牡馬が系統確立しないように注意。






