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ウイニングポスト10 系統確立させる方法

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ここでは系統確立の条件を満たすためにどのような取り組みをすればいいのか解説する。

ウイニングポスト10 系統確立の条件
ウイニングポスト10 系統確立の条件
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系統確立させる方法

系統確立を狙う上で、以下のことを覚えておきたい。

種牡馬の種付け料はリーディング(順位)が高いほど(産駒の成績が良いほど)上がりやすく、活躍産駒がいなければ年々種付け料は下がっていく。

たとえ現役時代に活躍し、種付け料1500万で種牡馬入りした種牡馬であっても、活躍する産駒が誕生しなければ年々下がっていく。

また活躍する産駒が誕生しGⅠを大量に獲得したとしても、種牡馬の繋養地域と別の場所で活躍していた場合、リーディングは上がらないことに注意。
(種牡馬が米国で繋養されている場合、日本でGⅠを何勝しようが米国の種牡馬のリーディングは上がらない。)

子系統確立させるために

ここでは種牡馬を子系統として確立させるための方法について解説する。

子系統確立のための条件は以下の通り。

子系統の確立条件
  1. 系統確立させる種牡馬が現役であること
  2. その系統に属する種牡馬が4頭以上であること
  3. その系統確立させる種牡馬が所属している地域で
    血統支配率が5%以上または世界で2%以上あること

この条件を満たすためにやることは非常にシンプルである。

  • 系統確立させたい種牡馬にどんどん種付けをさせること
  • 他に配合評価・爆発力が高い配合があっても気にせず、系統確立させたい種牡馬の系統を鋼の意志で選び続けること

血統支配率を高めるために、その種牡馬の子孫(競走馬・繁殖牝馬・種牡馬・種牡馬の合計種付け料)を増やさなければならない。

そのため手持ちの繁殖牝馬の種付け相手を系統確立させたい種牡馬にまとめて、毎年多ければ20頭以上の種付けをさせることもある。

ただしどのような種牡馬を系統確立させようと考えるかによって、種付け頭数は大きく変わってくる。

有力産駒(牡馬)の多い史実種牡馬の場合

例えば種牡馬ステイゴールドのように、産駒にドリームジャーニーやオルフェーヴル、ゴールドシップといった複数GⅠを勝利するような牡馬がいる種牡馬である場合、史実馬を活用させて高額種牡馬入りさせれば、毎年何十頭もステイゴールドを種付け相手に選ぶ必要はない。

種牡馬が引退するまでに系統確立できるよう、保険で自家生産馬を毎年5頭程度など種付けさせる程度でも良い。

有力産駒(牡馬)が少ない史実種牡馬の場合

例えば種牡馬スペシャルウィークのように、産駒にブエナビスタやシーザリオのような優秀な牝馬はいるものの種牡馬入りするような牡馬が少ない場合、自前で種牡馬の頭数を増やして血統支配率を上げる必要がある。

その場合、毎年の種付け頭数が5頭程度では心もとないため、毎年10頭以上スペシャルウィーク産駒の生産にあたりたい。

自家生産種牡馬や産駒のいない(少ない)史実種牡馬など

自家生産種牡馬や収録産駒のいない史実種牡馬の場合、活躍させる競走馬を全てプレイヤーが用意しなければならない。

そのため種付け頭数は毎年10頭以上とし、産駒が活躍するように積極的に介入していきたい。※種付け頭数は20頭以上でもOK

産駒に史実馬が多ければ自家生産馬によるサポートは控えめに

産駒に史実馬が少なければサポートは手厚く

どんな種牡馬を系統確立させるかによって種付け頭数を調整すれば、余計な労力がかからなくて済むようになる。

また種牡馬の系統確立を短期で行うか長期で行うかによっても、毎年の種付け頭数は変わってくる。

  • 短期(~10年)→ 可能な限り多く種付け(20頭以上の場合も)
  • 長期(15年~)→ 年3~5頭程度(種付けしない年もある)

短期で系統確立を狙う場合、メリハリをつけて短いスパンで系統確立を行うことになるため、系統確立させたい種牡馬が引退してしまうと言ったミスも起こりにくく失敗は少ない。

ただし血統支配率を見ながら種付け料を調整するわけではないため、余計に種付けをしてしまい、必要以上に産駒を増やすことも多い。

長期で系統確立を狙う場合、血統支配率の状況を見ながら種付け頭数を調整することもできるため余計な産駒を増やしにくいが、長期戦になるとどうしても子孫種牡馬の種付け料が全体的に下がってしまうことや、種牡馬の引退によって系統確立ができなくなってしまうといったミスが起きやすい。

親系統昇格させるには

親系統へ昇格させる条件は3つある。

親系統の昇格条件
  1. 対象血統の血統支配率が全世界で10%以上
    もしくは所属地域で12%以上であること
  2. 対象血統以降3代にわたって系統確立していること
  3. 対象系統以降2種類の子系統が確立していること

このなかでオススメの条件は②か③の条件を満たす方法である。

①の血統支配率を世界で10%以上または地域で12%以上にする方法はシンプルであるため、種牡馬に対して種付け頭数を何年も多くすれば親系統へ昇格するだろう。

しかし流行血統となってしまうため、産駒の種牡馬入りのハードルが上がり、GⅠを1~2勝した程度では種牡馬入りできなくなってしまうこともある。(ひどい時は3冠馬であっても乗馬になることも)

そうなってしまうと親系統となった種牡馬の後継を育てようとしても種牡馬入りのハードルが上がってしまうことのほか、繁殖牝馬にも似たような血統の牝馬が増えてしまうため繁殖牝馬選びに苦労し、後継種牡馬の系統確立が難しくなってしまう。

条件②のメリット

条件②の場合、親系統とするために3代にわたって(親系統とする種牡馬を含めれば4頭)系統確立させなければいけないため、時間が長期にわたってしまうというデメリットはある。

しかし系統確立の難易度が跳ね上がる訳ではなく、今まで系統確立してきた種牡馬たちによって爆発力アップという恩恵も受けながら系統確立を狙うことができるため、特に大きな無理や無駄もなく親系統への昇格を狙うことができる。

条件③のメリット

条件③の場合、条件②と比べて圧倒的短期間で親系統への昇格を狙うことができる。系統確立させる頭数も条件②と比べて少ないため、労力もそこまでかからない。(多少流行血統になりやすい)

問題点となりやすいポイントは2種類系統確立させることになる訳だが、どちらか片方が無駄になりやすいことにある。

系統確立させた2種類がどちらも史実種牡馬で産駒に優秀な種牡馬がいる場合は良いのだが、架空馬である場合「親系統昇格のための系統確立だ」と割り切らなければ、後継種牡馬をプレイヤーが用意しなければならない。

系統確立の目安は?

ここでは子系統として確立させるときの種牡馬頭数や合計種付け料の目安について話をする。

箱庭の状態によっては系統確立のラインに足りてない、もしくは系統確立のラインをはるかにオーバーしている場合もあることに注意していただきたい。

管理人がプレイする際の系統確立の目安として考えている基準は以下の通り。

系統確立の目安
  • 直子の種牡馬頭数  :8~10頭前後
  • 種牡馬の合計種付け料:7000万~1億円程度

ゲームスタートからまだ何年もたっていない状態であれば目安の種牡馬頭数や合計種付け料は低くなり、プレイ開始から20年~30年経過しているようであれば種牡馬は10頭程度、合計種付け料は1億円ほど欲しくなる。

再度警告するが箱庭の状態によって種牡馬頭数や種牡馬の合計種付け料のラインは大きく変わってくる。

系統確立の小技

系統確立させたいときに使う定番テクニック・小技を紹介する。

Q
孫の世代も活用する

例えばサクラユタカオーを系統確立させたい場合、サクラユタカオー産駒を増やして系統確立させがちなものである。

しかし血統支配率の計算に「サクラユタカオーの子孫」も含まれるため、サクラバクシンオー産駒を活躍させて種牡馬入りさせたとしても、サクラユタカオーの血統支配率が上がることになるのである。

極端な例だが、種牡馬カンパラの収録産駒はトニービン1頭だけであるが、そのトニービンのみで系統確立することができる。

カンパラが種牡馬現役の期間中であれば、トニービン産駒が活躍して系統確立の条件を満たせば、カンパラが先に系統確立することになる。
(ただしトニービンが系統確立した後にカンパラの後継種牡馬がいなければ、カンパラが種牡馬引退するとカンパラ系は滅亡する)

このように孫の世代であっても系統確立に活かすことができる。

ただし孫の世代を活用するとなると種牡馬が高齢となっている場合が多い。そのため種牡馬が引退してしまわないように注意が必要。

Q
年末の強制種牡馬入り

年末の競走馬管理で引退させた種牡馬を1頭すきに種牡馬入りさせることができる。このときに系統確立させたい種牡馬の子孫を選ぶと、種牡馬頭数のアップとそれに伴い種付け料の合計がアップするため、血統支配率の底上げをすることができる。

強制種牡馬入りの1頭は、強い牡馬はGⅠを勝って自力で種牡馬入りするであろうことから、GⅠ勝利が難しい能力に劣る牡馬を選ぶと良い。

Q
Private種牡馬施設を活用

Private種牡馬施設を建設すれば、他所で引退する種牡馬を買い取ってPrivate種牡馬とすることができる。

Private種牡馬となった種牡馬も系統確立させることができるため、種牡馬を所有しわすれていた場合などはPrivate種牡馬施設を建設し、種牡馬を保護して系統確立させると良い。

また系統確立させたい種牡馬の子孫種牡馬も引退してしまった際にprivate種牡馬として購入しておくと、これも血統支配率の底上げにつながる。

ただしPrivate種牡馬施設を1度建設すると、たとえprivate種牡馬がいなくなった場合であっても取り壊すことはできなくなるため注意。

Q
芝適性・馬場適性の違う地域で系統確立させたい場合(要海外牧場)

日本・米国適性の高い種牡馬の産駒は、基本的に日本または米国の芝質に合った産駒が生まれやすい。そのため欧州で活躍させるより、日本・米国の方が活躍させやすくなる。

系統確立させたい種牡馬の種付け料を上げるため、種牡馬のリーディングを上げる必要があるが、そのためにはその種牡馬が所属している地域で産駒を活躍させなければならない。

となると日米適性の高い種牡馬を欧州で繋養すると、たとえ能力の高い産駒が生まれたとしても芝適性が合っていない場合が多く、産駒が活躍することは難しい。(逆もしかり)

しかし以下の手順を踏むと、無理させることなく適性の合っていない地域で系統確立させることができる。(要海外牧場)

系統確立させたい種牡馬を適性の合った地域に繋養。

産駒もその地域で活躍させて高額種牡馬入りさせるよう頑張る。

種牡馬入りした子孫牡馬たちを欧州に送り込む。

移動は年2頭まで。高額な種牡馬から送り込む。

血統支配率があともう少しというところまで来たら、いよいよ目的の種牡馬を送り込む。

系統確立させたい種牡馬を最後に送り込んで、その年末に系統確立させる。

系統確立すると芝質はその地域に合ったものに変わる(すでに生まれている産駒の芝質は変わらない)ため、それ以降の種付けで生まれる産駒は活躍させやすい。

Q
リーディングサイアーを獲るために(産駒を幽閉)

種牡馬の種付け料をあげるためにリーディングサイアーを狙いたいところである。

その時に厄介なのがライバル種牡馬の強力な史実馬である。

例えばトニービンを系統確立させたい場合、同世代にサンデーサイレンスやブライアンズタイムといった有力種牡馬がいる。

そのために同種牡馬の産駒で有力な史実馬(ナリタブライアンやサイレンススズカなど)を幼駒の頃から所有し、海外所属または海外遠征を繰り返して、日本国内におけるライバル種牡馬のリーディングを上げないようにする。

海外へ送り込んだライバル種牡馬産駒は活躍させればプレイヤーの資金が増えるため、できれば活躍させたい。(活躍させなかった場合は競走馬の種牡馬入り時の種付け料が下がるため、それもアシストにつながる)

Q
リーディングサイアーを獲るために(種牡馬を幽閉)

日本であればサンデーサイレンスやディープインパクト、欧州であればサドラーズウェルズやデインヒル、ガリレオといった、リーディングサイアーを高確率で獲得する種牡馬がいる。

その種牡馬を幼駒の頃から所有していた場合、海外牧場を持っていれば種牡馬入り後にどこに繋養するか決めることができる。

そこでリーディングサイアーを獲得しやすい種牡馬を本来とは別の地域に送り、リーディングサイアーを獲得しやすくするという作戦である。

例えばサンデーサイレンスを所有し米国で繋養するようにすれば、日本の全ての種牡馬のリーディングが1つ上がることになる。

トニービンやブライアンズタイムであってもサンデーサイレンスからリーディングサイアーを奪うことは骨が折れるため、元から日本にいないものとしてしまう作戦である。

なお海外に繋養していたとしても日本に史実馬は生まれてくる。

ただしPrivate種牡馬としてしまうと史実産駒が誕生しなくなってしまうため、Private種牡馬施設は扱いに注意。

Q
あと少し血統支配率が足りない場合

系統確立の条件である血統支配率が0.1%や0.2%など「あと少し足りない」といった場合に使う小技。

所有競走馬のなかに牝馬がいる場合、繁殖牝馬として引退させてしまう方法である。

血統支配率の計算の中に
「その地域にいる(系統確立させたい系統の競走馬頭数)÷(すべての競走馬頭数)」
「その地域にいる(系統確立させたい系統の繁殖牝馬頭数)÷(すべての繁殖牝馬頭数)」
という計算がある。

分母になっている競走馬頭数と繁殖牝馬の頭数についてだが、繁殖牝馬の頭数の方が少ないため、競走馬を減らしてでも繁殖牝馬を増やしたほうが血統支配率は若干向上する。

ただし大きく数字が変化する訳ではないため、ほんの少し足りない場合に使ってみると良い。

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