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ウイニングポスト10 系統確立のメリット

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系統確立とは?

系統確立はその地域(日本・欧州・米国)や世界で一定の支配率を得るほど流行した種牡馬の殿堂入りのようなものであり、年末に秘書がその年に系統確立した種牡馬を教えてくれる。

系統確立の条件に付いては別記している。

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ウイニングポスト10 系統確立の条件
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系統確立には「子系統」と「親系統」があり、「子系統」よりも大きな支配率を得るようになれば「親系統」へ昇格することになる

血統表の画面上で「子系統」は銀の馬のマーク、「親系統」は金の馬のマークで表現される。(世界系統を表す虹の馬のマークは立場は親系統)

系統確立のメリットとデメリット

系統確立のメリット

系統確立させると明確にメリットがある。

毎年5月1週~6月4週にかけて種付けを行い、来年の4月に生まれる幼駒の誕生を待つことになる訳だが、

系統確立させると爆発力の向上(スピードのアップ)につながりやすい

爆発力が高い配合ほどスピードが高い状態で生まれてくる可能性があるという訳だ。

注意しておきたいことは、爆発力が高ければ必ず高スピードの幼駒が生まれる訳ではく、幼駒の生まれてくるときのスピード上限が高まるというものである。
※個人的に爆発力は30台中盤~40台あればよく、高くても50程度あれば十分だと考える。

話を戻して系統確立についてだが、下画像の例(アラムシャー×スティンガー)だと系統確立させているだけで爆発力が+9アップしている。

内訳は活力源化大種牡馬因子で+2、活力源化名種牡馬因子で+3、母父○で+4の合計+9である。

配合理論について

また下画像の例(ジャングルポケット×自家生産繁殖牝馬)だと、母父にあたるエルコンドルパサーを系統確立させたことで、爆発力が35から45へ+10上がっていることがわかる。

このように系統確立したことをきっかけに爆発力が大きく上がることがある。

系統確立のデメリット

ただ系統確立についてメリットだけを言っても不親切なので、デメリットになる要素を上げるとすればこのようなものがある。

  • 自力で系統確立させる場合、系統確立するまで7~10年ほど時間がかかる
  • 系統確立させても効果があまりない場合がある

系統確立に時間がかかる

系統確立させるためには一定の条件を満たさなければならないが、系統確立させたい種牡馬の子孫種牡馬を複数頭種牡馬入りさせなければならないため、それだけで「種付け→誕生→競走馬入り→引退種牡馬入り」で6年近くかかる。

日本で大流行したサンデーサイレンスでさえ2000年頃(14歳頃)で系統確立するので、種牡馬入りしてから2~3年でできるものではない。

系統確立させても効果があまりない場合がある

時間をかけて系統確立させても思ったように爆発力アップにつながらない種牡馬がいる。

それは種牡馬が因子を持っているかどうかが関係している。

因子には以下のようなものがある。

スピード因子気性難因子
スタミナ因子流行血統
パワー因子零細血統
瞬発力因子系統特性・SP系
勝負根性因子系統特性・ST系
柔軟性因子名種牡馬因子
早熟因子大種牡馬因子
晩成因子世界系統因子

種牡馬がこの因子の中で能力因子と呼ばれる「スピード・スタミナ・パワー・瞬発力・勝負根性・柔軟」を1~2つ持っていると爆発力が上がる配合理論「母父○」がある。

能力因子

このような能力因子を持っていない種牡馬を系統確立させたとしても多少効果はあるものの、将来的に大きな恩恵を得られるわけではないため、系統確立させても効果があまりないこともあり得る。

系統確立させるならどんな馬?

系統確立させるならプレイヤーが気に入っている種牡馬を系統確立させるのが最もゲームを楽しめる方法だと思うが、爆発力を上げるなどの効果を考えるのであれば以下のような種牡馬を系統確立させたい。

  • 能力因子が1~2つある種牡馬(理想は2つ)

能力因子が1~2つある種牡馬(理想は2つ)

能力因子があれば前述した「母父○」の条件をいずれ満たして爆発力アップを狙える他、時代が進んで血統表中で3代前・4代前となった場合でも能力因子が子孫のステータス補強につながることがあるため。

このように能力因子が1~2つある種牡馬であれば、系統確立させた後のメリットが大きくなりやすい。

ウイニングポスト10 因子を獲得する方法
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また基本的なことだが種牡馬のステータスも産駒への遺伝もあるため、ある程度高いほうが好ましい。

短距離が得意な種牡馬からは基本的に短距離適性の高い競走馬が生まれやすく、パワーが低い種牡馬であれば、パワーの低い産駒も生まれやすくなる。(史実馬が生まれる場合は例外)

以上のことをふまえて、系統確立させたい種牡馬を選ぶと良い。

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